入ってヨカッタ!APA体験談

エイパに入会・参加してよかったこと〜これからエイパへの入会・参加を考えている方々のために
以下は、エイパの会報や、ブログに掲載されたイベントや例会の体験談で、主に初参加者の投稿を中心に抜粋したものです。



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No.14 「非日常」から「日常」へ (2005河口湖音楽祭)
 
ヴァイオリン 大阪府,男性 2007/03/24 (Sat)
私は今回初めて、河口湖音楽祭に参加させていただきました。エイパにおける室内楽活動歴は3年程度で初心者でもある私は会報の音楽祭報告などを読みながら、富士山を眺めながらの合宿は、きっと「非日常」の世界なのだろうと他人事のように思っていましたが、今回あえて「非日常」の気分を味わうため申し込みをしました。そしてしばらくして送られてきたアレンジ表を見てびっくり!9コマ中8コマに自分の名前が記されていました。初めての曲(シュポア、ブラームスなど4曲)を1ヶ月で仕上げるの?と思い、行く前から「非日常」が始まってしまいました。しかし、プロの先生との合奏などもあり、気持ちを切り替えて少しずつ練習を始めてみると、当初一番苦労したブラームスの弦楽四重奏曲第2番もしだいに面白くなってきました。そして蓋を開けてみますと、全く初対面の方々との合奏も意外にもスムーズに進み、何故か昔からの仲間と合わせているかのような気分に変わっていきました。先生方にも「合奏を100倍楽しむ方法」を教えていただき、おかげさまで楽しい3日間を過ごさせていただきました。多くの刺激と感謝の念を土産に帰途に就きましたが、私の心の中で少し変化があったようです。実は今まで「非日常」だと思っていた出来事は、実は「日常」であり、逆に「日常」は「非日常」なんだと。つまり、音楽の楽しさや大切さを感じて練習していると「日常」と「非日常」とのボーダーがなくなってくる。もう少し言えば、自宅で練習していても、富士山の麓で練習している気分を味わえるのではないかと思いましたが、理屈どおりに行かないのが人間です。今はすっかり本来の日常生活に戻ってしまいました。来年もまたこんな気分になれればと思います。

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