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チェロ 千葉県,女性 2008/03/15 (Sat)
懸賞に応募するような気持ちで出したブラームス六重奏のゲストとの合奏希望の葉書。まさか当選する(?)とは……。10年程前に下手なピアノを弾いていた私がチェロを弾きたい、と思ったきっかけの曲がAPAの例会で聴いたこの六重奏でした。いつかはこの曲を、とチェロを習い始め、念願かなって、ごく最近、柏例会で2番チェロを弾くことが出来ました。そしてまた、願ってもないプロの先生との合奏だなんて!1本のチェロではとても参加する勇気がありませんでしたが、ブラームス様は2本のチェロを使ってくださいました。感謝です。 齋藤真知亜先生は本当にすてきな方でした。音楽の言葉や息づかいを分かりやすく楽しく、そして辛抱強く教えてくださいました。曲を進める中で「アンサンブルしてください」と何度かおっしゃいました。何よりも聴くことに心を寄せる大切さを実感しました。それは音楽のみならず――でしょうか。 「首根っこをつかまえて持って行く」アインザッツのように、斎藤先生の魅力にすっかり気持ちを持って行かれたひとときでした。また、初参加で緊張していた私ですが、今回ご一緒することが出来た皆様の優しさに助けられました。かけがえのない夢のような時間を過ごし、また現実を頑張れる気がした1日でした。
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