入ってヨカッタ!APA体験談

エイパに入会・参加してよかったこと〜これからエイパへの入会・参加を考えている方々のために
以下は、エイパの会報や、ブログに掲載されたイベントや例会の体験談で、主に初参加者の投稿を中心に抜粋したものです。



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No.40 ブラームス ピアノ四重奏曲 2008年2月年次大会
 
ヴィオラ 千葉県,男性 2008/03/15 (Sat)
  この曲は10年位前にシェーンベルク編曲のオーケストラ版を演奏する機会があり、是非原曲を弾きたい、と強く希望しておりました。
事前に練習して当日に望みましたが、単に左手が回る様にするのが精一杯でした。(実際はやばいところも・・・)これは先生(編者注:チェロの苅田雅治先生)に失礼だな、と思い緊張しながらレッスン(合奏?)に望みましたが、大変気さくにお話ししていただき、まず緊張をほぐして頂きました。
  最初に全曲を通して弾いていただきました。プロの第一線で活躍されている方と一緒に弾くだけで、「そうやって弾くのか!」といった発見が出来、大変勉強になりました。その後、部分毎にコメントを頂きました。
まず冒頭で、『大きなフレーズを掴んでテンポも流れを作る』事をご指導いただきました。メロディーがパート毎に繋がるので、自分自身で完結すると、細切れの音楽になってしまう事に気付かせていただきました。また、『音の最後を大事にする事。言葉でも最後が‘?’なのか、‘!’なのかで全然違うでしょ?』とおっしゃられ、そこで言いたいことがハッキリする事に気付かせていただきました。
また、『シューマンの奥さんのクララは当時憧れの的で、ブラームスの音楽は‘クララのテーマ’の後に必ずアパッショネートが来る』など、音楽の背景なども楽しく教えて頂きました。
一回のレッスンという事もあるのかもしれませんが、先生からのコメントは、どうしたら難しいところを弾けるようになるのか、と言う観点ではなく、どうやったらもっと歌えるのか、アンサンブルを楽しめるのか、という事を教えて頂けました。あっという間の充実した80分でした。

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