入ってヨカッタ!APA体験談

エイパに入会・参加してよかったこと〜これからエイパへの入会・参加を考えている方々のために
以下は、エイパの会報や、ブログに掲載されたイベントや例会の体験談で、主に初参加者の投稿を中心に抜粋したものです。



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No.17 初参加、一気に父親母親が20人もできたような錯覚 (2005河口湖音楽祭)
 
ヴァイオリン/ヴィオラ 群馬県,男性 2007/03/24 (Sat)
普段は浦和の例会でお世話になっている。富士山河口湖の総本山に比べ裾野の青木ヶ原の樹海のような霊界であるが(失礼!)、とにかく練習後の飲み会が楽しい。こんな時間空間があるとは(普段の生活がすさんでいるからこそ?コントラストも大きいのかもTT;)。めったにほめない私が言うのだから、間違いない。
 実は、合宿でも浦和とほとんど同じ空気を感じたので、この話を続けてみたい。
時折例会のメンバーの方から聞かれるのは、なぜ浦和にいついているのか、ということで、猫だってどっかの家にいつくようなもんですよ、では答えにならず、さりとて明快な答えもないのだが、一つは、まるで一大家族のような空気があることだと思う。
 ほとんど毎回最年少の私からすれば、一気に父親母親が20人もできたような錯覚すら覚える。これはいったいどうとらえればいいのだろうか。もう一つあげるなら、どの方も実年齢以上に見事なまでに磨きぬかれていることで、演奏会の時の弾く姿勢にしてもいかに美しかったことか。この中でいることで、どのくらい自分が磨きのこしてきたかよくわかる。ここにいるうちに、最年少と言いながら、そのくせ年で弾くようになった。気合いや勢いで弾くでもなく、曲に弾かれるとでもいうのだろうか。若い頃やったように自分で無理やりでも音楽を作ることはもうやめて、自分はただ曲からinspireされて音を出すだけ、これが一番いいような気がしてきた。経験と重なるときこそ一番いい音になる。そんなこともここでだんだん自然と身についてきた。
" 強引に合宿の話に戻すと、一番気になったことは、やはりこの会をどうやって今後発展させるかということで、特に若い世代が少ないのはやはり気にしておいていい問題だろう。上にいろいろ述べたのは、つたなくもこの問題のヒントになってくれればと願うからで、例えば「合奏仲間をみつける」というのでは若い人にこの会の魅力を十全に伝えるには""あまりにも""足らない感じがする。楽器を弾く人はそこそこ増えてきたご時世ならなおさらだろう。おそらく、若い世代が自分達の感性で一歩踏み込んでこの会の魅力を言葉に焼き直して表現して、世に広く問いかけることが肝心だと思われる。"
 そういう意味では若い世代で各々感じたことを気楽に話す機会があってもよかったと思う。もっとも合宿当日はまわりで何が起きているかわからないままだったが(笑)。

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